Jimmy

ここに泉ありのJimmyのレビュー・感想・評価

ここに泉あり(1955年製作の映画)
2.5
今井正監督のメリハリ効いた演出がクライマックスを盛り上げるのだが、その反面、序盤から中盤が自分にはあまり面白くなかった。
あまり尺のことは言いたくないが、この内容で2時間半はちょっとキツい感あり。冗長な感じ。

物語は、終戦直後に群馬県高崎市で市民フィルハーモニーを、人々に美しい音楽を与えようとする一団がいた。しかし、楽団員の生活も成り立たない貧困生活となり、肝心の楽器
楽団唯一女性のピアニスト(岸恵子)は眼の不調を訴えるが、その件はウヤムヤ……(笑)
三井弘次は相変わらずイイ味だした存在感あり。

クライマックスの盛り上がり、人々へ楽曲を届けるという行動の美しさが受けて、1955年日本映画のキネマ旬報第5位になったのだろうか…?
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