Ayano

共犯のAyanoのネタバレレビュー・内容・結末

共犯(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

思春期の孤独を描いた、重たいけどみずみずしい作品。
台湾映画好きながら昨年のTIFFで見逃してしまったのだけど、最近少し台湾作品に裏切られてるので恐る恐る。…結果、結構良かった。感情が激しく揺さぶられるのではなく、微かに心に残る感じ。

自殺した少女の第一発見者となったホァンと、偶然その場に居合わせた同級生2人が、彼女の死の真相をたどる、という話。
ホァンが2人と出会わなかったら、また彼も違う結末を辿っていたのかな。一緒にいたかったからこその嘘はあまりに辛かった。
最後、オープニングの池に戻るシーン。池の底に沈む真相。残された彼らに、どうか明るい未来が残されていますように。
2015.8.1 @新宿武蔵野館
今回初めて指定席で観賞。整理券番号でどたばたーっと流れるのも好きだけど、やっぱり気持ちは楽。少し冷房寒い笑
Ayano

Ayano