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共犯のaymのレビュー・感想・評価

共犯(2013年製作の映画)
3.9
孤独の連鎖。
映像の美しさと、十代特有の残酷さの対比が素晴らしい映画だった。生々しい表現がないせいか、世界観がどこかメルヘンチック。それが凄い魅力に感じたし、青春サスペンス系の映画で今のところ、一番好きな作品になった。
あと、出てくる子達がみんな可愛い。

今や、これからの十代は大変だなぁと思う。便利が生きづらさを生む。それは大人であっても同じではあるけれど、多感な世代の共同体においては一番手軽な凶器になりやすい。

台湾映画はあまり観たことがないけれど、この作品を観てしまったら、これからもっと台湾映画も観なければと思った。
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