とある女子高生の死、そしてその場に偶然居合わせて第一発見者となった三人の男子高生。タイプも全く異なる三人が、彼女の死の真相を探っていくという話。
これは個人的にとてもヒット。劇場で観ることができて良かった。高校生の脆さ、繊細さ、無鉄砲さが溢れていて、ミステリーよりサスペンスよりも「青春映画」というのがすとんと落ちる残酷で悲しい物語。その悲しさを引き立たせる綺麗な画も良かった。
「二転三転とする」と書かれているのを見ていたので少し構えていたし展開を予測しつつ観ていたけど、本当に予期していない感じに話が進んで驚いた。そこでそうなるか!この先どうするんだ!みたいな。
もがいてももがいても沈んでいく。もう引き返せないその様子が痛ましかった。
2015-126