もう~。
J・C・チャンダー監督!
物語が好転するところで「フレンチ・コネクション」のオマージュというかそのままがありますやん。
暴力がもっとも吹き荒れた年。
オイル業界で新参者の成り上がり社長が土地購入30日の期限が迫る中降りかかるアクシデントに立ち向かう。
彼の信条は正しく仕事すること。
暑苦しい説教臭い成功譚でもなく、意識高い系のコメディでもなく、淡々と進む。
陰影の強い撮影からカタギの「ゴットファーザー」にもみえる。
息苦しい展開の中とにかく最後がみたい。
ジグソーパズルをコツコツ完成させるみたいに。
チャンダーさんははやく唾つけといたら化けそうな監督です。
伊達にレッドフォードさんを水責めする男ではなかった。