オーウェン

合衆国最後の日のオーウェンのレビュー・感想・評価

合衆国最後の日(1977年製作の映画)
3.7
刑務所から脱獄した空軍大佐以下4人の男たちがミサイル基地を占拠。
合衆国に対して機密文書の公開と、逃走資金。
そして大統領の人質を要求する。

政府の杜撰な決定が見え隠れする後半は白眉だが、なんとなく偽善な部分の方が大きい感じがある。

重鎮どころの俳優が政府の役人を嫌らしく演じているのがポイントであり、抵抗すれば第3次世界大戦の始まりという危機が緊張を高める。

意外と効果を上げているのが分割で、各個を映し出していくシーン。
対応が矢継ぎ早に変わり、事態が刻一刻と変わる瞬間は上手い演出だった。
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