ヒロシ(以下ヒ):『進撃の巨人』の諫山創さんもお薦めしてました弐瓶勉さんの原作をアニメ化した作品。劇場版はアニメの第1クールまでをフォローしています
課長(以下課):大量の設定に裏打ちされた重厚な世界観、いい意味で人間味の少ない植物みたいなキャラクター造形と、「殺せんせー」(暗殺教室)を究極にリアルにしたような敵の存在というハードSFの世界観ながら、『マクロスシリーズ』みたいなラブコメをぶっ込んでくるという盛りだくさんな内容だ
ヒ:主人公たちが「儚い」感じですぐ死にそうなのがめっちゃドキドキしますよね!(笑)。もともとかなりオリジナリティ溢れる作品ですが、他の作品の良いところを貪欲に取り入れようとしているのが、作品全体のクオリティの高さに繋がっている感じです。副作用として「あれどっかで見たな?」っていうシーンが多くなっちゃうのはご愛嬌ですが(笑)
課:『マクロス』や『ガンダム』、『攻殻機動隊』とかに加えて『スター・ウォーズ』っぽいとこもあったしな。まあこれだけ似てたら作品のオリジナリティも落ちそうなんだが、元々の設定が深すぎるから全体が上手くブレンドされている感じだ。めちゃくちゃ丁寧にダシを取ったスープに、各地の名産をトッピングしたラーメンみたいだな
ヒ:メカやキャラクターの造形は『ガンダム』とかに慣れている人には物足りないかもですが、ストーリーの面白さと、もはやモダンアートと呼んでもいい作画の美しさで非常に見応えのある作品になってますね!映画を見た後は続きが気になって、続編を見ちゃうこと確定です!(笑)
ストーリー 4
キャラクター3
世界観 5
映像・演出 4
音楽 4
一番欲しいのは、、、重力!度99