海月

らの海月のレビュー・感想・評価

(2014年製作の映画)
4.0
性犯罪被害者は永遠に繰り返さなければいけない。
絶望、怒り、喪失感、自責の念。希望が見えたと思えたらすぐにまた落ち、あらゆる負の感情を永遠にループする。

監督自身の実体験らしいがこれを映画に出来たのは一つの素晴らしい才能。
ファンタジーな部分も取り入れてるからドキュメンタリーよりもハートに届いた時、より自問自答できる。

残酷さを映画にすると直視から避ける人達でも伝わる。

映画の力です。
泣きますよこれ。
海月

海月