さだまさしの名曲『風に立つライオン』を映画化。
アフリカで少年兵たちと向き合う医師を描く。
歌のモデルである柴田紘一郎さんがアフリカに行ったのは70年代。映画(小説)の舞台は90年代。この20年のズレは実は重要で、アフリカの少年兵はここ30年くらいで急増していて、それまではあまりなかった。
『風に立つライオン』という多くの人が知っている歌を物語化するにあたって、少年兵というテーマを乗っけたのはすごく意味があったと思う。
重たいテーマに負けない映画になっていて、最後に『風に立つライオン』が流れた時はバーっと涙が。。。
そもそも主役の大沢たかおがさだまさしに歌の物語化(小説化)を頼んだらしい。大沢たかおの情熱が映画いっぱいに溢れている。
これは絶対、地上波放送しないとダメですよ!