ぽにょ

怒りのぽにょのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.8
4回目の鑑賞。
一番好きかもしれない邦画。
ジャンルとしては胸糞群像劇かな? 
3者ともバッドエンドかというとそうでもない、多少は希望の光や救いはある。

学生時代、浅はかな私は綾野剛と妻夫木聡のシーン目的で女友達とキャッキャ言いながら劇場に観に行き、想像より大分重くて暗いストーリーにショックを受け、鑑賞後余韻でカフェで友達と押し黙ってしまった思い出があるけれど、その後も何度観ても感情揺さぶられる。
宮崎あおいと広瀬すずの怪演が特に胸を突く。
少し臆病な男を演じさせたときの、妻夫木聡もうまい。

綾野剛、森山未來、松山ケンイチの蛇顔3人衆がドストライクで好みの顔なので、実際に合体して作ったという犯人像も、とても好きな顔笑
でも家の前にいても知らない人には話しかけちゃダメ、それが教訓。
ルッキズムが不適切?な時代だけれども、やっぱり好きな顔が出てたらそりゃ高得点つけちゃうよね。だって人間だもの。
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