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怒りのkmtksのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

語るべき要素はとても多い。殺人事件の逃亡犯という軸に絡まるのは同性愛、風俗、強姦というそれぞれの地点で描かれる性の描写。
そして重層的に描かれる物語が進むに連れて登場人物の人間不信やそれらを取り巻く社会問題等により鑑賞者が引きずっていくモノの重量が増していく。

犯人が大きく刻みこんだ怒りという感情は各地点の登場人物たちの自身への怒りに波及していく。
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