たそ

怒りのたそのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.1
暑い夏の日に
八王子で起きた凄惨な夫婦殺人事件。

犯人は逃亡、
1年が経ち
東京・千葉・沖縄に
犯人の風貌に似た
素性の知れない男性が3人現れる。


それぞれの地で
自分の愛する人、信じてる人が
犯人かもしれない。
でも信じたい。

信じたい人、信じることができなかった人
信じてしまう人、
信じられない怒り、苦しみ、葛藤。

息をのむってこういうことを
言うんだ。

豪華な俳優陣の演技は圧倒的で
妻夫木聡のゲイ役は
自分の身の回りにいるリアルに近くて。
撮影秘話で
綾野剛と役作りで同棲してた話聞いてたから余計ナチュラルで魅せられた。

観終わった後、
言葉が出せなかった、苦しかった、
溺れるかと思った。一人で観てよかった。


少しだけ出てた高畑充希の演技
凄く好きだった。
たそ

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