tommy

怒りのtommyのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.5
この手の映画は苦手で…これも例にもれず、うぅ嫌…ってなったんですが。ふと、これこそ『怒り』なのかなと思ったりして。理不尽さや非情さ、どうにもできないことに対する嫌悪感。客観視してこれだから、それが自分の身に降りかかったとき…。言葉にできないほどの怒り…。。。
それを映画で見て味わうほどの器が私にはまだないのですが、それだけ彼らの『怒り』がひしひしと伝わってきて凄かった、圧倒されたってことは確かでした!

あと、タイトルが『怒り』なのでサブテーマ?かもですが、人を信じる難しさと危うさもすごく伝わってきました。信じたい、信じられない、信じてたのに。愛子に対する父親の気持ちもそこが根幹で切なかった。愛子には最後に救いもあって、よかったです。
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