SADA2000

怒りのSADA2000のレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.3
3人のうち、真犯人は誰?って単純な観方をしても十分面白いのではないでしょうか?

ただ、そんな観方をする以前に、3人のそれぞれの話の中で、それぞれに人を信じる事の難しさ?や苦しさ?がテーマの様になっており、素晴らしい役者さんの演技も相まって、自然と犯人探しではない映画の世界に引き込まれていきました。

あまり話題にはなりませんが、坂本龍一さんの音楽も、教授らしくて良かったです。

一つだけ、妻夫木さんと綾野さんのゲイのシーンはちょっとシツコイかな。二人の関係を表現するのに大事なシーンかもしれませんが、もう少しあっさりしたものにして欲しかったです。
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