このレビューはネタバレを含みます
苦しすぎて重すぎて、「もう観るの辞めようかな」って何回も思った笑
それでも観続けられるくらい、俳優さんたちの演技の凄さに惹きつけられ、無駄のない脚本に魅了され、なんとか観終えることができた。
どの俳優さんもすごいんだけど、特に私がすごいと思ったのは、宮崎あおいの目と森山未來のサイコパス感。
どっちも「こわ笑」と半笑いでもしないと、これは芝居だと思わないと、心がやられそうになるくらい鬼気迫るものがあった。
人は無意識でも人を信じていないと生きていけない。そんな無意識の"信じる"ということを改めて考えさせられた。
犯人だったと思われるタナカは、"信じる"の方法に言葉を使った。
ほかの2人はわかりやすい言葉は使わないで、信じてもらった。
ここも"信じる"ということの1つのヒントかなあ?と思った。
あとは、他人だけじゃなくて、自分を信じることの難しさも、愛子から感じた。あの泣き叫ぶシーンは苦しかったなあ。
観終わったあとは、天真爛漫な無邪気な優しさに触れたくなってしまう。疲れた、、、