木曳野皐

シン・ゴジラの木曳野皐のレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
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シンウルトラマン視聴前に観といた方が楽しめると聞き視聴。

個人的好みは第1段階のゴジラたんでした🥹なんかウニョモニョしててカワイイ。

私個人、こういった『特撮ヒーローもの』をあまり拝見したことがないので評価し難く比較対象も無いのが困る。
収穫した事と言えば「この類の映画、可もなく不可もなく」といったところ、、、
1番の興奮シーンは石原さとみ登場シーン。
めっちゃ可愛いけど今回はイケイケ😎な石原さとみ観れた。メイクもスモーキーな感じのマットブラウン(グレーかな?)で普段はあまり観れない石原さとみが観れる!ヤッター


バシバシと日本政府に対して宣戦布告するような台本には笑った。人が死ぬのは呆気なく、死後賞賛されても意味が無い事はバカでも分かる。特に政治家は評価されたとて画家と違い「金」のような媒体で取引される訳でもないので「名誉」としてしか残らない。かといってとんでもない評価を残さない限りは教科書に載ったりする事も無く、日本人お得意の曖昧表記だと思った。

凄いと思ったのは「責任転嫁」の在り処についてで、仕事の出来ない上司でも居なくなれば混乱が起こるという事実が悲しくも現実なのだと思った。仕事が出来ないと裏で貶しつつ自分は責任を負いたくない故に可否は押し付ける。仕事の出来ない上司に指図される下もまた責任転嫁に踊らされ、その逆も然りだと言うことも学んだ。
面白かったのは総理が「逃げる訳には行かない!」と言った直後周りの小賢しい人間共が自分の保身の為に「ここは逃げましょう」と説得するところで、また総理も総理ですぐに承諾するのが面白かった。
人間はいつだって何かあった時のために言い訳を考え、責任転嫁する矛先を考えているのだという教訓になった。
木曳野皐

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