Kyota

シン・ゴジラのKyotaのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.0
映画を鑑賞している時の最も嫌いなものに「ご都合主義展開」というものがあって、それはよくエメリッヒやベイ映画の「都市破壊系超大作パニック映画」で顕著に見ることができる。とにかく派手にカッコよく、そして多少ロマンスも織り交ぜちゃったり…な展開にすれば、何度かおかしな展開があっても観客は満足してくれるよな?的な。

今回のこのゴジラも日本の超大作映画ではあるんだけども、そんなおかしさを一切感じることなく、ただだだキャッチコピーにあるような「虚構」しか感じさせなかったのがこの映画のスゴいところ。これこそシンのディザスタームービー。

政府観点を中心に置いたストーリー展開は、それはそれで大変よく、でももう少し報道観点からの展開もあればより臨場感を味わえたかも。地震、台風でよく見る災害時のあのテレビ画面。あれをゴジラで見れるなんてね!

4:8:4
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