ゴジラという映画はもちろん普遍性があるけど、それ以上に「私が初めて体験した同時代性」という時点で素晴らしかった(個人の感想です。
ど田舎生まれど田舎育ちの私にとっては、「おら東京の建物なんてなんもわかんねぇべや」状態。
そんな状態で観た幼少期のゴジラシリーズは「東京タワーってのはでっけぇから潰されるんだべなぁ」というただただ画面の中の出来事。
大人になって、東京の街も何度も探索したからわかる。
「ゴジラが破壊しているのは、人間の生活。人間の社会生活を脅かしているんだ」
アメリカのパニック映画を観ている時には思わない。あまりにもリアルな恐怖。
行政の後手後手の対応。その中で狡猾に立ち回るのは、自分の出世のためでもあるけど、日本という国を失いたくないから。
なかなか決断できない総理だけど、「国民を傷つける攻撃はダメだ！」って慌てふためき方は日本の良さでもあるよなぁ。
ここまで書きましたけど、万作の会会報の写真の謎が解けて良かったという話です。
野村萬斎さんがまさかゴジラとは！ゴジラもなで肩だしって言ってたのが失礼にならなくて良かった！
