陸の1週間
海の1日
空の1時間。
それが微妙にズレて展開されて、人々が交差していく。
戦争映画でも1人の人間にスポットライトを当てるわけでないから(ハクソーリッジのように)、それぞれの背景は推測したり脳内で補完するしかないわけだけど。
それでも、皆それぞれがその他大勢の群衆になっていない描き方が素晴らしい。
どこにでもありそうな小船でドーバー海峡を渡ったイギリスのおっちゃんたちも凄いし、それでもスピットファイアならやってくれる!な安心感凄い。
ところで、ノーラン作品でトム・ハーディの顔が見える面積が減ってきているので、次回作は声だけになってしまうのではないかと不安です。