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シン・ゴジラのNARUのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.8
「1回目」2016年8月14日
“現実対虚構”というキャッチコピー通りゴジラの誕生に対し終始現実的な政府の動き、会議から実行への流れ、国民に対する真摯な想いがめちゃくちゃ格好良かった。
舞台が現代の日本で、原爆を落とされ、大震災を目の当たりにしたからこそ感じるリアルな恐怖。
最高の結末とラストシーンの美しさに魅了され、劇場であと2回は観たいと思う

「2回目」2016年8月27日
※以下、微ネタバレ注意
シン・ゴジラを初めて鑑賞した夜 興奮して夜も眠れず考察ブログ等を読みふけっておりました。
小学生の頃から社会が苦手な僕が安保って何だっけ?集団的自衛権って何だっけ?ということを調べたり大忙しだったからです。放射能と半減期なんかも興味深かった。
自分なりに考えをまとめ、物語の主軸である牧教授が“何を好きにした”のかを注視。本編にはそれを示唆するヒントは多く用意されていた。
ゴジラのアイデンティティを理解した時、あの咆哮は悲鳴にも聴こえ、それに続く熱線放射シーンは なんて哀しく、なんて美しい破壊なんだと涙が溢れました。
ここで使用される美しく叙情的な曲は「Who will know」という曲で、歌詞また洒落てるんです(和訳を調べることをオススメします。)

1回目は会話を追うのに必死で見落としていた箇所や新たな発見があり2回目の鑑賞は更に楽しめました。今回で脚本の7割は理解できたかも。
まだまだ劇場で観たいのですが……あとはBlu-rayを待とうと思います。一時停止して観たい箇所も多い…。

特典ディスク 20170325
3回目 20170325
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