鬱と闘いながら、必死で作り上げたエヴァの監督の渾身の作品。
エヴァが終わって燃え尽き症候群になっていたらしい。 はじめはオファーを断ったんだとか。
予告であえて大したシーンを使わず淡々としたものを流して、一旦はゴジラファンを失望させたものの、その圧倒的なクオリティの本編を魅せたことで、その反動で一気に評判をあげ、ゴジラに興味がなかった層まで巻き込んでの大ヒットとなったらしい。これも全て監督の作戦。
噂の内閣総辞職ビームとやらは聞いていたので、一元的でない効率の悪い中枢が一掃されたのは、今の政治に対しての批判の意味も込められているのかと思った。
ゴジラファンも今ではいい大人なので、核や福島原発などとも関連したなかなか深い作品だった。