このレビューはネタバレを含みます
災害指南映画！
切り口！
この切り口！
斬新すぎる！
ゴジラという超大規模の災害に対して日本がどのような対策が取れるか。またどんな手続きがあるのか。政治的な弊害や、登場人物の葛藤や思惑がリアルに描写された未曾有の災害に対するガイドライン的な映画！
庵野秀明監督のエヴァ的な演出が見事にハマっている！
早回しな口調での展開。
細かくかつ早いカット割。
緊迫感の続く演出。
大文字明朝体でのテロップ。
もはやゴジラという名の使徒。
初めて観た時は、怪獣出てきたけどゴジラじゃないぞ？
ゴジラの敵がでてくるのか？
って思った。
それも束の間。
このゴジラ進化するんですわ。
衝撃。
蒲田に、上陸したから『蒲田くん』と言われるゴジラではないゴジラ。
品川に上陸したから『品川くん』と言われるゴジラに近づいてきたゴジラ。
そしてゴジラ！
さらにゴジラその先へ…
この終わり方が人間の想像を掻き立てる！
最高のラスト！
memento moriを題材にした名画のよう…
素晴らしいわ。
俳優陣達も豪華！さらに無駄遣い！
大盤振る舞い！
最高ですわ。
ごちそうさまでした！
