えりぶー

信長協奏曲のえりぶーのレビュー・感想・評価

信長協奏曲(2015年製作の映画)
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"歴史を知らない"高校生だからこそ成立するストーリー
小学5年生。初めて歴史というものに触れてから、私は歴史、特に戦国時代と幕末に魅力を感じている。テレビドラマや映画で舞台になるツートップの時代だからというのは否めないが、だからこそ歴史を知ることは面白いなと思う。
"歴史は勝者の歴史"といつか社会科の先生が言っていたような気もするが、いつだって、ある側面から見たものを学校で習う。いくら発達した今の時代のことも遠い未来の子供たちも勝者の歴史を学ぶのではないかと思う。
話は脱線したが、ある側面からしか見ないからこそ、他のところからの目線を想像することができる。この映画もそれに近いものがあるからこそ面白いんだと思う。
歴史を知らない高校生・サブローがある日タイムスリップをし、自分と同じ顔をした織田信長に出会い、入れ替わることになるところから話は始まる。サブローは戦国時代のことなんか全く知らないのに、歴史に記されているように時代は進んでいく。
やっぱり、歴史は面白い。もしかしたらこうだったのかもしれない…そんな風に想像ができる。久しぶりに歴史に触れたくなった。
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