Kei

信長協奏曲のKeiのネタバレレビュー・内容・結末

信長協奏曲(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版の時から、斬新な歴史のもしもを題材に、面白い解釈だと思って見ていた。

ラストの帰蝶のビデオメッセージから、推測されるのは、羽柴秀吉からすぐに徳川家康が天下を取って歴史が変わったということでいいのかな?
本来なら家康が天下を取るのは何十年も先にもかかわらず、帰蝶は「家康が天下を取って、平和な世の中になった」と言っている。つまり、歴史オンチのサブローは、その一言が既存の歴史と食い違っていることに気づなかったけど、観客の方はわかりますよね?ってことでいいんかな?
そうだとしたら、ものすごくいい終わり方だったと思う。

残念だったのは、つねちゃんがあまり活躍できなかったことと、タイムスリップした人たちが死んだら現世に戻るというシステムであれば、西田敏行を最後ちらっと出してほしかった。
あと、サブローが帰蝶に本名を告げるのかと思いきやそんなシーンはなくてガッカリ。別れのシーンで言うかと思っていたのだけど。
Kei

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