モノクロで小粋な映像。
重いテーマなのに、ユーモアたっぷりなので堅苦しくない。
オープニングは、なんだかアキ・カウリスマキっぽいなぁと思ってたけれど、中盤で作風がガラリと変わって、その脚本の素晴らしさに身震いした。
タイトルどおり、終盤は物語の裏面を観ることが出来た。
色々なジャンルを横断していって、最後はそれらを全部しっかりとまとめてて、満足度は100000%。
自国の過去の汚点をユーモラスに描き、でも最後はしっかりと落とすんだもの。
上手いったらありゃしない。
こういう作品をもっともっと一般公開してほしいんだよなぁ…。