びーち

暴力街のびーちのレビュー・感想・評価

暴力街(1974年製作の映画)
3.2
五社英雄による実録路線後の東映ヤクザ映画の異色作。近代化を図り企業舎弟に転身した組織と、かつて組織に貢献したにも関わらず企業化の障害として体良くカタギにさせられた元幹部一家、そして東京侵攻を狙う関西の組織の、三つ巴の抗争劇を描いた作品。それまでのドキュメンタルな作風の路線から一転、不気味な殺し屋などを登場させてフィクショナルな方向性を目指している。それなりに成功してはいるのだが、如何せん話自体が消化不良に終わっている感は否めない。