まうす

ディオールと私のまうすのネタバレレビュー・内容・結末

ディオールと私(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

Dior展に行ってきたので。
ジャケットに黒スプレーかけてたスーツ、展示されてたなあ。好きだった。

あ〜〜これが「仕事」だ…と。こういうの見る度に、自分の働き方が本当にアホくさくなる。
毎回こんなにメンタル削られてたらたまらないけどね(笑)

当然ながら、どこかのブランドに属す以上、好き勝手なデザインにはできなくて、そのブランドのスピリッツを残すことが必要。
しかもオートクチュールは初の新デザイナーで、期間も短くて、言語も違う国。気が滅入る。
多少フランス語が喋れても、英語がある程度通じても、自由に操れる言語で直接会話ができるかできないかの違いは相当大きいだろうなと感じた。
相性の問題は勿論あるだろうけど、ラフより先にピーターがお針子さんたちと仲良くなれた要因の一つだろうな。

ラフもピーターも針子達も、それぞれ違う役割であり立場であり。自分の仕事を誇りに思っていて、対立する意見を主張しつつも、互いにリスペクトしているんだろうなあとなんとなく感じた。

壁一面花で飾られているのも美しかった。人件費含め、このコレクションに総額いくらかかっているのだろう…
モデルが白人だらけなのは気になったね。

ニュールックはとても好きだし、フェミニンを最大限に引き出すようなデザインは永遠の憧れ。
レディディオールが「パパ活バッグ」と呼ばれていることで、そのイメージが纏わりついてしまうことだけは、どうにかならんかな〜と思っている。
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