ろまらん

ディオールと私のろまらんのレビュー・感想・評価

ディオールと私(2014年製作の映画)
2.9
ラフシモンズが偉大なメゾンの重圧で始終ピリピリしてるのが伝わる。準備期間が短いのは辛いよね。でも元々なぜこの人選か不思議な感じはしてた。
比べて申し訳ないけど、ジバンシーに抜擢されたアレクサンダーマックイーンが溢れる才能に突き動かされるように、嬉々として楽しそうに昔からの仲間やお針子さんたちと仕事する姿を思い出してしまった。もちろん苦労も窮屈さもあったけど、その経験でいろんなことを学んだって。
でも結局は‥。で、美を追求するデザイナーはみんな芸術とビジネスのせめぎ合いの中で、繊細な神経すり減らして仕事してるんだな。
手縫いの最高の技を駆使してデザインに命を吹き込むお針子さんたちの姿にもいつも感動します。
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