Milkiti

ディオールと私のMilkitiのレビュー・感想・評価

ディオールと私(2014年製作の映画)
3.5
ラフシモンズ就任の時から、結構気にしてコレクション見てたからやっぱり面白かった。
彼のセンスは好き。
去年暮れにやってたディオール展では本物の往年のコレクションクチュールが沢山見れたし、何と言っても本場のお針子のおばちゃんがあのディオール刺繍の入った作業着でトワレ縫ってるところを見れたので、色んなシーンが臨場感たっぷりに感じられた。
トワレ段階から信じられない細かさ。当たり前にこなすおばちゃん格好いい!

映画ではハードワークのお針子おばちゃん達がピカピカの凄く高いヒールで作業してたのが物凄く印象的だった。これこそフランス女なのか、ディオールを裏で支える女達なのか、と。

最後のラフシモンズが高揚しまくってキュー出しより先に出ちゃいそうになるシーンなど微笑ましい。

横や前で見ていたおしゃれ女子達が貰い泣きしてたのにはそこまで?感はあったものの、やっぱりものを生み出し作り上げるって事は素晴らしい事と思うしぐっと来た。
細やかな気遣いのラフのパートナー他全ての人の協力あってのコレクション。
素敵だ。
Milkiti

Milkiti