am

秘密 THE TOP SECRETのamのネタバレレビュー・内容・結末

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

原作のファンで実写化決定時から期待と不安でドキドキしていました。

薪役の生田斗真さんは、大好きな役者さんではありましたが、薪ではない…違うだろっ…と、失礼ながら不安だったのですが原作者清水先生の太鼓判コメントを読んで期待をしながら初日1番に劇場へ。

原作ファンとしてはとても残念でした。

登場人物が魅力的でない。
原作ではそれぞれの登場人物に人間味のある魅力的でいっぱいでそこがいいのに、薪さんは何だか自分の事しか考えていない人に見え、青木に至っては、優しく芯が強い魅力が感じられず、オリジナルキャラクターの大森さんも重要な役どころではあったと思うが演技がうるさかった。。。
天地とキャラクターは違いましたが木南さんは何だか印象に強く残りました。
あと、松坂桃李‼︎よかった‼︎
薪さんが影が薄くて生田斗真の無駄遣い…とも感じてしまいました。。。
防弾チョッキ設定をくんでのタートルネックは分かるけど終始似合ってないのが気になって、そこは設定どうこうより、生田君が演じる薪をカッコよく見せなきゃ駄目じゃない?と思ってしまいました。。。
岡田君はビジュアルも青木にとてもあっていたので、設定変えが逆に残念でした。

話も詰め込み過ぎで、原作知らない人は分かるのかな⁇とも思いました。

MRIで脳が記録したものが見えるようになった世界の中で、何よりも守りたいそれぞれの「秘密」の深さ…原作では丁寧に描かれているのにその部分も浅く感じました。

薪さんが隠したかった鈴木の脳もそんな簡単にみんなで見ちゃうの?とか(苦笑)
モニターで映像出てくるのに、何で装置つけるの?とか。
何度も見れば発見がある!とは言いますが、最低限は伝わらないと…と思ってしまいました。

映画鑑賞前はできがよくても悪くても数回は足を運ぼう‼︎と思っていましたが、そんな気持ちにはなれませんでした。。。

大好きな作品なので残念さが強いのですが、原作を知らない方は楽しんでる方が多いようですね。
であれば、原作も是非楽しんでいただきたいです!
am

am