あやこ

母と暮せばのあやこのネタバレレビュー・内容・結末

母と暮せば(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ニノの映画は、嵐ファンとして観れない。だって浩二そのもので。

山田洋次と二宮和也、吉永小百合、黒木華と浅野忠信、坂本龍一教授に惹かれて観ました。(ほぼ映画そのものじゃん)

わざと古めかしいCGやセットにして、ラストシーンはまるでレ・ミゼラブルだった(笑)そういう所でかな、浩二のおちゃらけた性格かな、そんなにシリアスになりすぎず、悲しいお話だけれど重くなりすぎなかった。
山田洋次監督のさじ加減は流石。。
町子が浩二のお母さんの元に黒田さんを連れてきたシーン。別れ際に堪らなくなってお母さんに町子が抱きついて泣いてとてもほっとして泣けた。それまで落ち着いた様子で目線を落としてにこりともしなかった町子が最後の最後にお母さんに感情を出してくれて本当に嬉しかった

もちろん全員素晴らしいけど、欲目とかではなく、二宮和也が秀逸だった、、、
一番胸打たれたのは序盤の浩二の部屋で1人レコードを持って町子を想って泣くシーン。あれは良かった、、、、
個人的にニノの泣く演技が好きなんですね。
あと黒木華ちゃん。リップヴァンウィンクルの花嫁から大ファンになってしまった華(はる)ちゃん。華ちゃんは声や話し方がいつもきれいで大好き。控えめで華やかさは無いけど、こんな女の子になりたいといつも思う。

来年は麒麟の舌が公開になるのでとっても楽しみ。
あやこ

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