まぬままおま

中山道のまぬままおまのレビュー・感想・評価

中山道(1963年製作の映画)
-
大林宣彦監督8ミリ作品。

大林監督がスタッフやキャストと中山道を旅する映画のように思える。
しかし仏像や能の面(?)のショットがサブリミナル効果のように挿入されていたりどこか不穏な空気が漂っている。しかもふすまが勝手に開く演出があったり映像表現として面白い。確実に言えることは、本作が中山道の観光や風土的よさを伝えるドキュメンタリーではないことだ。映像表現の凄さと彼らが楽しくやっている様子をみれればそれでいい。