Jumblesoul

肉体の門のJumblesoulのレビュー・感想・評価

肉体の門(1988年製作の映画)
3.0
原作は戦後初のベストセラー作品で、何度も映画化されているもの。60年代の鈴木清順監督版や、70年代のにっかつ版を観たいところだが、なかなか機会が無い。
88年制作の五社英雄監督版は東映制作という事で、『仁義なき戦い』の第一部辺りの雰囲気が強い。
懐かしい顔から今も現役の女優陣の顔ぶれが揃い、テンポも良く面白いが、ラストの死装束みたいな白ドレスを着て踊りながら死んでゆく主役のかたせ梨乃にはドン引き。邦画はこういうの好きなんだよなぁ。
最初は敵役だった名取裕子がとにかく美しい。かたせとのタイマン勝負や壮絶な最期の格好良さ!本作の主役は、お澄役の名取裕子と個人的には思っている。
ちなみにDVDパッケージみたいな楽しげなシーンは一切無し。なんでこんな写真使ったのか疑問。
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