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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのKUBOのレビュー・感想・評価

4.0
「ハンガーゲーム」シリーズ完結編「FINAL レボリューション(原題:MOCKINGJAY PART2」を見てきました。このシリーズ、お金を出して見るのはこれが初めて。場所が六本木ということもあってか(というより、この作品の海外での人気の高さのせいか)、公開初日の劇場は半分くらい外人さん。

さて、前作でピータに命を狙われたカットニス。独裁者のスノーを倒すべく最後の闘いに挑みます。ただの革命戦争のようになってた前作と違って、今作の様々な罠が張り巡らされたキャピタルでの戦闘は「ハンガーゲーム」らしい。ぎりぎりでなぜか生き延びられて次のステージに向かう様は、その罠の仕掛けと共に「ゲーム」っぽい。そして闘いの末に迎えるエンディングも納得のいく形かな。

前も書いたけど、主演のジェニファー・ローレンスは第1作とは見違えるような美しさと貫禄。故フィリップ・シーモア=ホフマンも、これがついに最後の作品かな? 前作から参加のジュリアン・ムーアも意味ある配役だったのね。

4年間に及ぶ「ハンガーゲーム」全4作は、まさにジェニファー・ローレンスの成長の証。名女優となった現在、もうこのようなラノベっぽい原作作品に出演することはなさそうだけど、まだ幼さを残した第1作からたっぷり楽しませてもらいました。おもしろかった。
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