期待の原石タイプ

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションの期待の原石タイプのレビュー・感想・評価

1.0
ファイナル2作どっちもまとめて、見る必要ないと感じた。
全体的に色々と要素が詰め込まれすぎで、肩透かしな演出、展開が多すぎる。
シリーズ通してだが、要らん登場人物が多いと思う。こことここどうなるのかな?とか期待しててもサラッと終わったり、結局なんの展開もなく終わった人間関係もあった。
世界観も初作の時点では良いと思ったし、今作でもメディアの視点を取り入れたディストピアという演出が所々垣間見えて、それが面白さだと思ったが、結局最後はそんな要素なかったかのごとくヌルりと終わってくし、、
結局、何を軸に楽しんだらいいのか、それがハッキリしてない作品だったのが、面白みに欠けた一番の原因だと思う。葛藤する主人公の心模様、緊迫感あるデスゲーム、心が引き裂かれそうな生死、恋愛模様、未来感と旧時代感が入り交じった世界観、プロモーションによるプロパガンダ戦、、、この映画ではそれらが入り混じっているのに全てが孤立して断片的で絡み合ってなかった。だからどう楽しんだからいいのか分からず、スッキリ感もなかったのだと思う。
あとこれは個人的感想だが、カットニスが支離滅裂で自分勝手すぎるのもイライラした。
そして一番丁寧に描かなくてはならないゲイルとピータについても、え?みたいな感じで終わったし。

初作くらいは暇つぶしに見てもいいかもしれないが、それ以降は見なくて良いと思う。