かじやん

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のかじやんのレビュー・感想・評価

3.0
ハンガリー映画、犬を前面に押し出し、CGなしということで期待して観た。犬好き、犬目線で観れば感情移入はできると思うが、内容の割に尺が長過ぎた感あり。飼い主の元父親に捨てられ、肉屋で追われ、浮浪者に捕まり、ペット屋に売られ、闘犬に育成され、保健所に収容され、脱出した犬ハーゲンの復讐劇。出てくる犬たちの表情がよい。飼い主である娘、リリーがまた可愛い。あれだけ多くの犬に演技させるのも大変だったろうが、特撮なしのガチで臨んだ分、復讐がこじんまりした気もする。リリーが神とも見えるので、自分としては「White Goddess」かな。
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