OKADICKリム

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のOKADICKリムのレビュー・感想・評価

3.8
人間に虐げられ続けた犬たちが遂に反撃を開始する!
という痛快物語かと思いきや、描かれるテーマは深く残酷なもので、底なしにやるせないです。

小型犬は別としても犬というのは本気を出せば人間を簡単に殺せる力を持つ動物なわけで、しかし人間という主人に否が応でも従わなければ生きてけない残酷な現実というか使命というかを見せるあのラストカットに心震えない人はいないでしょう。

人によって捉え方が変わるのもいいカットですねあれは。
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