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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のmasa1のレビュー・感想・評価

4.0
2014年ハンガリー動物サスペンス映画

【ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲】

カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ。この部門の映画は好きでよく観るけど今回も面白かった。
ありがちなアホ犬映画ではないよ。「犬の惑星」?
動物もののサスペンス映画としては久し振りの秀作。
声出して応援してしまったし。

冒頭のシーン。閑散とした綺麗なブタペストの街並みを走る少女の乗る自転車とそれを追いかける200頭の犬の軍団。まあここで心は鷲掴み。

雑種犬に重税が課かり、13歳の少女リリは、愛犬ハーゲンを父親に捨てられてしまうも必死でハーゲンを探す。

一方、安住の地を探し彷徨うハーゲンは、闇の闘犬の訓練を受ける羽目になり、変貌してしまう。
やがて処分寸前に保護施設の犬たちを従え、人間社会に反乱を起こし個人の復讐も始める。
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