キャサリン子

恋人たちのキャサリン子のレビュー・感想・評価

恋人たち(2015年製作の映画)
1.8
生理的に無理な映画とはこのことなんだと知った。

妻を通り魔に殺された小太りの男、姑と夫と無機質な生活を送る顔も体も不細工な中年主婦、同性愛者のエリート弁護士。
この3人を中心としたオムニバス形式の作品。

なんか色々賞を獲ったらしいが、何が評価されたのかさっぱりわからない。
全体的に映像が汚い上に、独創的な演出も皆無、ストーリーもありきたり。
しかも話の辻褄すらよく合っていなかった。

主役の男はなぜ仕事上の特殊能力を持っているのに健康保険料も払えないの?
カネが無いと言いながら、なぜ最後にあんな物を買うカネだけはあるの?
てか、お金がない設定にしては結構いい所に住んでるけど?

一事が万事この調子で、見ていて終始イライラさせられた。


中でも、顔も体も不細工な中年主婦は、一番不愉快だった。
旦那との夜の営みシーンや剃毛シーンまではギリ耐えられた。
けど、オッパイ出したり放尿するシーンは、要る?
気分悪くなるだけだったんだけど。

脇役たちも含め、ダラダラと話すお喋りのシーンが、個人的には一番ダメだった。イライラで胃がキリキリしてくるくらい。そのくらい、イラついた。
いかにも「演技してます」なしゃべり方は、演出?演技が下手なだけにしか見えなかった。


強いて挙げるなら、エンドロールの川下りの映像は良かった。
キャサリン子

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