アラシサン弐

仁義なき戦いのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
3.8
初鑑賞。

画面から終始溢れ出る顔面凶器たちの怒号と眼光の応酬。
どんなアクション映画よりもカロリーが高くて血生臭かったけど、特に人が殺られたときのシーンは、暴力的な感情とは別の、なにか形容しがたい哀愁を感じる。
あのBGMズルい。

ヤクザをヒーローとしてではなく、あくまで犯罪組織として描いていて、「アウトレイジ」とか「孤狼の血」は、こういうエンタメとリアリズムの融合したものに影響を受けたんだな、と認識。

続篇を観ずにはいられない。
残った弾で誰を撃つのか。
アラシサン弐

アラシサン弐