こちんだ

独裁者と小さな孫のこちんだのレビュー・感想・評価

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)
3.8
負の連鎖

ジョージアの俳優ミシャ・ゴミアシュヴィリが演じる、名もない国の年老いた独裁者に関するもの。彼の政権の残虐行為に対して、クーデターが起こる。大統領に甘やかされて育った妻と娘は国から逃げるが、大統領は孫を残していた。 大統領は常に、この少年に対して愛情を抱いており、それは、彼自身の地位と甘やかされた政権が形になったものでもある。
逃げるにあたっては、ぼろぼろの服とギターを盗み、老人と子供は変装し、抑圧された人々の間で生活を余儀なくされる。 彼らの報奨金は上昇し、軍隊による発見と拷問による死を恐れる日々が続く…

独裁政治の果てとクーデターの杜撰さを学ぶことができる道徳番組

映画は、「アラブの春」の状況、抑圧者と抑圧された悪者と善人の対比だけでなく、さまざまな利害、分裂、 イデオロギーについても対比している。 映画では、イラクとシリアから影響を受けているように感じます。
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