ダークサイドオブザジロウ

ザ・トライブのダークサイドオブザジロウのレビュー・感想・評価

ザ・トライブ(2014年製作の映画)
3.1
登場人物すべてが聾唖者であり、全編が手話によって構成されているため、台詞や音楽は一切なく、字幕も吹き替えすらも存在しない。この監督の狙いは功を奏し、初めて体験するような新しい映画体験であった。台詞は無いのだけど、手話には音があり、それを感じるにはスクリーンで観る方が適していると思った。台詞はなくとも、手話が全く理解できない自分でも、怒りとか、哀しみとか、歓びとか、セルゲイやアナの画面の息遣いから感じ取ることができました。