ザ・トライブの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・トライブ」に投稿された感想・評価

ameria

ameriaの感想・評価

3.2
全編字幕なしセリフなしBGMなし、出演者も本物の聾唖者の方達で手話のみで進んでいくとんでもない作品。

だけど表情や身体や視線など全部をつかって表現するのでなにが起こってるのかちゃんとわかる。いつも以上に凝視するぶん暴力シーンの体感がエグい。

作品自体もとんでもないのだけど、このヒロインの子がオーディションでも脚本上でも、裸になったり激しい絡みがあることを知らされてなかったらしく最初断ったらしいんだけど、監督とその奥さんに必要なことだからと説得され納得して挑んだとのエピソードを読んだんだけど、詐欺じゃんて思ったし(特に奥さんも据えて女性がいることで安心させてるあたり)業界の闇を感じた。

なので作品には罪はないけど気持ちがどうしてもマイナスにいってしまったり監督への嫌悪感がハンパなくなってしまったのですが。

聾唖者だとしても耳が聞こえる俳優さん達と変わりはないんだと思ってもらえたらうれしいと勇気を出して挑んだ彼女の気持ちが業界に届くことを祈ります…。
Nkr

Nkrの感想・評価

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どう評価したらいいのかわからなかった。

全編手話だから、動作でどんな場面なのかはおおまかには理解できるものの、セリフ自体は10%も理解してないと思う。
セリフが理解できていたら一つ一つの場面の細かいニュアンスがわかったのか、それともセリフが理解できたとしても私にはおもしろいと思えない作品だったのか、わからない。

一つ一つのシーンが長く、正直不快なところもある。ここはこんなに長くする必要あるのかな、とか。
他の方のレビューを見て気づいたけど、確かに音が少ない故に、より生々しさが出ていたなと思う。私自身暴力シーン、性的なシーンに潔癖というわけではないが、それなのにこんなに目を背けたくなったのは、音の少なさ故なのかも。監督はそれを狙っていたのかも。

正直、自分がおもしろい映画だと感じたか、見て良かったと思えたかどうかは微妙。
nxgxnxm

nxgxnxmの感想・評価

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聾唖者の犯罪組織というギャップに卑しい好奇心を抱いた俺を社会の闇へ引きずり込もうとする怒りのパワーに満ちた映像体験
トラックで待機する男たちと観客は似たようなものだね
mics

micsの感想・評価

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ふう、、、ようやく
全編手話により進んでいく時間が
遠くもあり、耳で聴いていると近く、
何が行われているのか、それぞれ登場
人物の表情、身振り手振り、その周り
背景、時間、ありとあらゆる要素から
感じ取れる、そんな2時間
衝動的な感情に身を任せる辺りが
生々しく、葛藤が声として聴こえた
衝撃。
全編手話という異作。
それをまぁ2時間弱もみせられて
心のやりどころがない。
ラストシーン3分のための120分とも言える
かなりエグめのエンディング。
終始この寮の生徒たちからは
喜びや幸福な表現がなくほぼ怒りという感情を爆発させている作品。
ずっと精神的になにかくるものがある。
yokobatake

yokobatakeの感想・評価

4.1
みてみたかったけど集中できる時の方が良さそうと思って取っておいてよかった!
怒がすごいですね!女の子の怒が本当こわい
坂上

坂上の感想・評価

3.6
発話も字幕もなく全編が手話のみで物語られていく、ということが何よりも新鮮だった。

登場人物の名前はエンドロールで知るし、かろうじて映る文字といえばキリル文字くらいで特に重要な情報でもない。
だからこそ映像としての情報で流れを理解していくおもしろさが顕著で、寄りの画をほとんど使わずに引きの画がよく使われていたのもそういう理由じゃないかな。観てるこっちがわかりやすいように。
ただ、そこがおもしろくもあり退屈にもなってるような。
大学生の時に見たけど、息を飲むような過激なシーンが多くて友達と撃沈して帰った思い出。
 1962年9月25日、シカゴのコミスキー・パークで戦われたフロイド・パターソン対ソニー・リストンのボクシング世界ヘビー級タイトルマッチは僅か1R 2分06秒で決着がつきました。この夜リングサイド近くで観戦していたノーマン・メイラーは二人の死力を尽くした撃ち合いから、生と死を、神と悪魔の戦いを、現代人のうちに巣食う死を、生のかなたに躍動する広大無辺の次元の死としての生を感じ取りました。後にエスクァイア誌1963年2月号に寄稿されたこの試合のルポルタージュは実に2万数千語にのぼりました。メイラーのその膨大な文字数をパターソンとリストンの死闘に時間当たりで換算すると、およそ1分間に1万語。

 1980年7月6日、ウィンブルドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで戦われたビヨン・ボルグ対ジョン・マッケンローのテニス男子シングルス決勝の第4セットはのちに伝説の22分間と呼ばれる壮絶なタイブレークとなりました。その第4セットの2人のやはり死力を尽くした撃ち合いに、センターコートの15000人を超える観衆は咳きひとつ立てることができませんでした。彼らは二人の間を行き交う銃弾のようなボールに、相手への嫉妬を、相手からの罵詈雑言を、互いへの殺意を、そして称賛がやり取りされるのを読み取りました。第4セットが決着した瞬間、ゲームの帰趨が決まったわけでもないのにすべての観衆が立ち上がっていました。

 驚きです。言葉も劇伴も字幕すらない世界。共通言語としての手話が目まぐるしく交換される世界。手話を解さないぼくらにはもちろんそれは言語足り得ません。あるのは背景と人と事象だけ。ぼくらはただ事の成り行きを固唾を飲んで見守るだけです。推測と想像で背景と人と事象を点と点で結んで物語の輪郭をそれぞれが見いださなければなりません。それはまるでやはり言葉も劇伴も字幕もないスポーツを観戦しているような感覚です。

 この勇気ある試みに対して「賛辞を惜しむな全力で」を唯一の拠り所にして稚拙なレビューらしきものを書いてきたぼくには、メイラーの文学史上に残る哲学的考察と世界一目の肥えたテニスフリークスの快哉を引き合いに出すことしか出来ません。でもそれは、引き出しの小銭、財布の中の小額紙幣、預金口座の残高を洗いざらいかき集めた、ぼくの現時点でのベストです。
moonpie

moonpieの感想・評価

3.3
"この映画の言語は手話である。字幕や吹き替えは存在しない"


なんかトイレが衝撃的で、、、

2020⇢197
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