ザ・トライブの作品情報・感想・評価・動画配信

『ザ・トライブ』に投稿された感想・評価

ばたぁ

ばたぁの感想・評価

2.3
倫理観は生きる環境で育まれる。
暴力、お金、性欲だけでは当然愛は育めない。音のある人の世界とない世界の人の対比などがテーマなのではなく、生活環境が子供の成長に与える影響を描いたのかな。この映画から何を読み取ればよかったのか、自分にはまだわからなかった。
化け猫

化け猫の感想・評価

1.2
なーんにも分からないから終始眠い。
唯一、中絶シーンが痛くて痛くてヒーッてなったけど、また眠くなって終わった。
レク

レクの感想・評価

4.0
全編手話のみで描かれる異色のドラマ。
字幕すらなくニュアンスでしか汲み取れないので、彼ら若者たちの言葉ではなく感情を掬い上げるしかない。
言葉の代わりに可視化された動作、例えば殴る蹴るの暴力や愛を伝えるためのセックスでさえも彼らにとってはある種の言語であり表現のひとつなのかもしれない。

それは裏を返せば、愛と憎しみという普遍的な感情には言葉は要らないということでもあるが、聾だからこそ成立する映画だとも思った。
健常者が当たり前に使うコミュニケーションツールを排除するだけでこれほどまでに感情が表面化してくるとは…。
だからこそ、その映画には価値があるんだけれども。
odyss

odyssの感想・評価

3.5
【人間は暴力とセックスにしか興味がない】

聾唖学校を舞台とした、暴力とセックスの映画。この舞台設定がミソ。

ふつう、聾唖学校、つまり耳が聞こえない、口がきけないという少年少女が主人公の映画というと、ハンディにもめげずしっかり勉強したり、差別にもめげず努力を重ねて、立派な人物になりました、良かったですね、みんなで応援しましょう、皆さんも身体にハンディのある人に出会ったら親切にしてあげるんですよ・・・・というような文科省推薦的な映画を想像しちゃうわけですけど、これは全然違う。

暴力とセックス。この二つをひたすら描いたのが本作品。

むかし三島由紀夫は言いました。人間は暴力とセックスにしか関心はありませんよと。だから小説や映画で暴力とセックスが描かれるのは自然なことなんですね。

だいたい、聾唖者だから暴力を振るわない、セックスをしない、なんて誰が決めたのでしょう。彼らだって、というか、彼らだからこそセックスをしたいし暴力を振るいたいのです。ハンディがあるからこそ、そういう衝動に身を任せたいという気持ちはいわゆる健常者より強くなってもおかしくない。

・・・というような理屈をこねて映画を見ると面白くないんですが、まあ、つべこべ言わずに見ませう。中絶シーンなんか、結構壮絶ですよ。
X

Xの感想・評価

3.3
字幕がなく、全体的に映像のみ。
この演出には驚かされた。
伝わらないようで伝わるところは伝わる。
あゆみ

あゆみの感想・評価

4.0
彼は元から凶暴的だったと思う。
彼女は売る→愛→レイプ
彼は→買う→買う→買う
2人のSEXの違いが見ていて面白かった。
もちろん人によっては彼は愛の欲望で暴走したと捉える人もいるだろう。
KIX

KIXの感想・評価

2.9
声での会話が一切なく、字幕もなく、手話と環境音だけの映画。
会話の内容がわからないまま見るのはちょっと大変けど、耳が聞こえない人からしたら自分達の声での会話ってこんな感じなのかなと考えさせられました。
途中見てられないくらいしんどいところがあった。
yky

ykyの感想・評価

-
高校生の時に見た
残酷なのかな?息を呑む映像ではあった、身を潜める感じ
言葉と字幕が無くて、カメラワークと演者の動きだけで内容を汲み取らせる見せ方に惹かれた。
内容がクライム系で目近さはないが、表現自体は一番現実に近いと思う。
manac

manacの感想・評価

2.0
前代未聞の異色作みたいな触れ込みだったので、全編音声字幕なしということは知っていたが重い腰を上げて挑戦。

極々ありふれた、どっかで見たことあるような堕落していく人の物語でした。
それを奇をてらって全編手話で撮っただけ。

この映画の言語は手話である。
字幕も吹替も存在しない。
「愛」と「憎しみ」ゆえに、
あなたは言葉を必要としない。

このキャッチコピーを見た時に気づくべきだった。
手話にも国境はある。日本語の手話、英語の手話、手話を意思伝達手段としているろう者とて生まれ育った環境が違えば通じない。
それを「手話」と一括りにしている。
「ウクライナ語だろうが英語だろうが観客は全員登場人物の言葉は通じない」が大前提。
観客に「セリフなしの映像だけで訴えかける」がメインテーマなのでしょう。
要するに、中国語の分からない人に中国語の映画を字幕なしで見せるのと効果は同じなのでは?
ろう者にとって手話は言葉でしょ?
ただの字幕がない映画でした。

ろう者と健常者の分断も訴えかけているように思えた。
セリフや音楽はないものの、足音等の生活音は聞こえる。
殆どのショットが引きの長回しで、観客は徹底して傍観者の立場にいる。
また、食事やテレビを見るなど行為が一切ない。
ひたすら犯罪シーンが続いていく。
唯一あったのがPCの写真を見ながら酒を酌み交わすところだが、何を言っているのかさっぱり分からない、当然。
オマケにやっていることは暴力と窃盗と性交。
ポン引きやってる男子生徒が深夜に校外で車に轢かれて亡くなっているはずなのに、なんの騒動もなし。全寮制の学校なら夜中に無断外出していることだけでもバレたら大問題になりそうなのに、校長先生からのお言葉もなければ親も出てこない、葬儀をやった気配もなし。あり得るの?大丈夫?ウクライナ。
ろう者といより、発展途上国の貧困家庭に生まれ教育も受けられず就職もできず悪の道に染まっていく子供たちの方がしっくりくる。
登場人物の世界観を疑似体験できず、共感できる要素がない。第四の壁が厚すぎる。
これがろう者のリアルなのであれば(そんなはずはないと思うけど)、健常者と相まみえることはないであろう。
健常者とろう者は決して交わることのない別世界の人間同士であることを訴えたかったのか。
リアリティとは、この分断のこと?

全編が手話、言葉が分からない(字幕がないだけ)ゆえに必死に凝視してしまう映像等、異色作であることは認める。
役者の体当たり演技も凄かった。
挑戦的な試みで話題性も十分だと思う。
ただし、特定のマイノリティだけで作られた映画はハリウッド映画なのに出演者全員アジア人の『クレイジー・リッチ!』観たし。
実際のろう者が出演してる全編手話の映画は『クワイエット・プレイス』観たし。
全編「へーーーーい」しか言わないセリフのない映画は『レッド・タートル』観たし。

ウクライナのトイレが扉無しの和式で、トイレットペーパーの設置がなく、女性でも排尿後は拭かずにパンツを上げてしまう事が分かったのは、個人的に物凄い収穫でした。衝撃作!
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