ザ・トライブの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・トライブ」に投稿された感想・評価

靉靆

靉靆の感想・評価

4.0
とてつもない作品。
手話のみで音は生活音だけ。なのに会話は分かるし感情も読み取れる。凄い。誰も救われない最悪なラストは、作品全体をより人間臭くし、より複雑にし、悲しいのか苦しいのか辛いのか分からなくなる。主人公にとっての幸せは、この学校の人達の幸せは一体何なんだろうか。

会話なし、音楽なし、字幕なし、一般的ないわゆる"映画"というものを尽く覆した作品。感銘を受けた。
GENOKEN

GENOKENの感想・評価

4.4
全編が手話で会話なし。それなのにストーリーが伝わる。長回しを多様する映像は静謐で緊張感に溢れているが声はなくても"音"は雄弁に語る。殴り合う音、激しい手話、苦痛で漏れるうめき声、重ねた肉体が軋む音。何もかも鮮烈な演出。
chico

chicoの感想・評価

3.0
劇中の言語は手話のみ。音は環境音だけ。
ストーリーも意味不明なうえに2時間以上もあって、かなり苦痛だった。

ただ、この映画を通してマジョリティとマイノリティ(スクリーンの外と内の人)が完全に入れ替わるこの感覚は、確かに前代未聞の体験だし、その点では完璧に成功した賭けと言える。
srn

srnの感想・評価

-
サイレント映画で、手話でのやりとりのみ。
ウクライナ手話は分からないし、暴力的で観ていられない部分もあったけど音がないから逆に怖かったのかも。
ウクライナのろう者の社会が閉鎖的に描かれていたのが印象に残った。ろう者と手話できる人しか出ていない。
goliath

goliathの感想・評価

4.7
全編手話のみ。字幕も音楽も一切なし! 

トライヴとは「部族」の意。

主人公が転校した聾唖学校は、強盗や売春で荒れ果てていました。
そんな半グレ達のヒエラルキーの中で自身も悪者になることで信頼を勝ち取っていく主人公とトライヴ達の日々を痛々しいまでにストレートに描いた物語。

自分も手話は全くわからないですが、それでも言葉は出なくとも役者たちの喜怒哀楽が溢れ出た手話で全体のストーリーがある程度理解できるようになっている構成が凄いです。

映像も長回しでBGMを全く使ってないのもよりリアルで引き込まれます。

この難しい映画を完成させた監督に敬意を表したいです。
ニケ

ニケの感想・評価

2.9
セリフや音楽が一切なく全編手話のみで描かれるウクライナの問題作

字幕がないため登場人物たちが手話でどんなやり取りをしているのか常に想像しながら観なくてはならずこれが結構疲れる‥
話の大筋はわかるものの細かいやりとりについてはさっぱりわからなかった
132分はちょっと長すぎるな
集中力が続かない

ストーリーは
不良グループが暴力で支配するろうあ者専用の寄宿学校に入学したひとりの少年が彼らと関わる内に徐々に悪に染まっていくというもの

この不良グループ(トライブ)はかなりイカれていて暴力や脅し・強盗・売春など何の躊躇もなくやってしまう。良心の呵責なんて微塵もないやばい連中だ。ハンディキャップなんてまるで感じさせない
(それが監督の狙いなんだろうね)

生々しい性描写やバイオレンスシーンも満載なのでかなり観る人を選ぶ作品だ
特に中絶シーンとラストのバイオレンスはなかなかしんどかった

斬新な作品でそれなりに見応えはあったけど自分的にはイマイチだったかな
これ前から見たかったやつ。

聾唖学校の話なので、言語は手話です。
なので字幕がなく、ざっくりとした話しかわかりません。

でも不潔な中絶シーンとラストは衝撃だった。
OANIL

OANILの感想・評価

4.0
基本的に無音、会話は手話、発生する音は衝撃音と環境音だけなのに、なぜここまで登場人物たちが、あたかも話しているように見えるのだろうか

脚本は単純だが、メッセージは激深だぞこれ
こりゃまたアジア人はついて来れない高度さ
mai2993647

mai2993647の感想・評価

2.5
全編無音な作品を人生で初めて見た。
役者さんたちの必死な手話だけで、
気持ちが伝わってくる。
声が出せないから、
辛すぎるシーンもあるけど
自分たちの当たり前の生活が
見終わった後に変わる。
撮影スタイルはどのシーンもかっこよく、日本じゃ描けない若者たち
次が予測できないから
つい見入ってしまう。
無音な空間で見ないと意味がないから、
映画館の音がきになっちゃった。
巧くも面白くもないし気分の悪い話で最悪。カメラを動かさないことが技術だと思っている。カメラの眼差しから省かれているのは主観性ではなく、リスペクトだ。こんなに失礼で心のない演出が他にあるだろうか
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