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特捜部Q 檻の中の女のsmokymanのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
4.6
殺人課から窓際部署に配属された男とその相棒が未解決事件に挑む話。派手なアクションや演出は無いけど緊張感があって引き込まれる。抑えた色味も良い。小説は未読だけどとても興味が湧いた!アサドが可愛くてね…彼の淹れたコーヒーが飲みたい!(めっちゃ濃いらしい)

カールって捜査への執念以外はダメダメな感じが良いね。ナンパも上手くいかない、義理の息子のせいで寒空の下で寝る…
自分のせいで部下を死なせた、人生を狂わせたって罪の意識に苛まれてるけど「全員で踏み込んだ」「頑固じゃなきゃ君じゃなくなる」って言われて、救われる思いだったな。

小説の紹介だとアサドは奇人らしいんだけど、映画を見た感じだと全くそうは感じられなかった。笑顔や気遣いを忘れない素敵な人柄だったね。
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