裕福なソウル市民の主人公は、ある日突然兄が失踪したとの連絡を受ける。兄を探すために、彼が住んでいたアパートを訪ねる主人公だが…。
裕福なソウル在住の4人家族と、超底辺の母子家庭の母娘、光と影のような二つの家族。
貧困という抜け出せない迷路が生み出した悪が家を侵食するサスペンス。
作風は全く違うがテーマ的には「パラサイト」に近いかも。
失踪した兄の謎、謎のフルフェイスマスクの男、各家庭の玄関の表札付近に描かれた謎の記号、この謎を考えながら見ると面白い。
ちょい不満だったのは主人公が弱すぎる。あの相手に何であんなに手こずる！？ただ全体的に観て面白かったです。
ちなみに「玄関に描かれた記号」は現実でもあったりします。その記号の正体は犯罪者が泥棒や空き巣をしやすいように付けた目印なので、もし発見したら要注意です。
