ニコラス・スパークス原作8本目。あらすじやポスターから彼の映画化作品の中でも平均的な方かなあと勝手に思っていたらいい意味で裏切られました。正直「ウォーク・トゥ・リメンバー」に続いて2番目に好きだったくらい。
田舎の若者の純愛を描きます。土砂降りも雨宿りもスキニーディッピング(全裸で泳ぐやつ)もありこれぞニコラス・スパークスという感じ。そして今回は40年代のアメリカを舞台に別のカップルの恋愛も語られるのですがこれがメインのストーリーと絡み合って綺麗なラストへ。単体でも成り立つ二つのラブストーリーが合わさって相乗効果が起きていた。
これも彼の原作映画化作品の特徴だけどなんと言っても映像が綺麗。自然はもちろん、今回は2人の乗馬シーンのキュートなカップル感やロデオのシーンのスローモーションの緊張感と迫力など印象に残る場面がたくさんあった。
あと個人的に好きだったのは2人のシャワーセックスシーン！
部屋の壁の一部がステンドグラスみたいになっているのだけどそれを通じてシャワーで抱き合う2人が撮られている。赤、緑、紫、オレンジの映像が流れて一つのシーンとして完成していて、こんな映像見たことないから思わず三度見。
カラフルな映像の連続に2人の美しい体、そして湯気が合わさって完璧だったなあ。
主演の2人はとにかく超美男美女でいるだけで絵になる。ブリット・ロバートソン初見だけど可愛かったなあ…
そういえば「スーパーガール」のメリッサ・ブノアも親友役でちょこっと出てた。カントリーガールって感じでかわいかった。
40年代の方はストーリーがよくできていて、終盤は涙の連続でした。
昔の2人の恋の話も感動的なんだけど、個人的には歳が近いからか聞き手であるソフィアにめちゃくちゃ感情移入した。こんな奇跡みたいな出会いが起きた時にそれを大切にできる人でありたいと強く思います。大学で弁護士から電話が来て言葉が出ないシーンとかもうやられた…
フィルマークスでこの作品のページで使われてるポスターはイマイチで別バージョンの方が好きです。検索したら一番最初に出てくると思うけどルークがソフィアにカウボーイハット被せてるやつ。
金髪美女とサイズの合ってないカウボーイハットに勝る組み合わせなんてないでしょ。
いやあいい映画でした。
