CGアニメーションの初期に作ったフクロウが羽ばたいて始まるオープニング。
監督ジム・ヘンソンのちょっと不気味でダークなセサミストリート版。
公開当時はこの映画で初めてデビッド・ボウイの存在を知り、ボウイのCDを買ったのもこのサントラが初めてだった。
主題歌"Underground"はオープニングロールでAメロのみに留めて、ゴブリンたちと陽気に歌う"Magic Dance"は見ていて楽しくなる。
悪臭の沼が『SW5』の湿地帯、魔王の手下で葛藤しながらサラに協力するゴブリンのホグルや毛むくじゃらのルドが、イウォークやチューバッカっぽく見えて、制作のジョージルーカスらしさが出てました。
ゴブリン同士のナンセンスな会話もモンティ・パイソンのテリージョーンズ脚本らしさが出ているし、エッシャーのだまし絵 [階段] をそのまま実写にしたラストも摩訶不思議。
エンドロールに再び"Underground"が流れて、ここでやっとゴスペル調のサビを持ってくるという曲の使い方も粋な演出でした。