このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで一瞬も飽きさせることなく素晴らしい作品だった。エンドロール流れた瞬間思わずおおおーと自然にこぼれた。
寝て起きると別人になっている。国籍も性別も年齢も足のサイズも視力も何もかもが違う
18歳の時から毎日そんな生活。
家には無数の衣類や靴メガネ指輪。
イケメンの日にはナンパしてでも朝女性の隣で目覚めたのはよぼよぼの爺さんだったりデブだったりハゲだったり。
そんな時に一人の女性に恋をしてイケメンな日に告白して2日徹夜してなんとか維持するけど3日目。ついに寝てしまう。
いっときは諦めた恋だったけどそれでもどうしても諦めきれなくて彼女に打ち明ける。
全てを受け入れて上手くいってると思ってたけど彼女が精神的に疲弊してきてしまう
毎日違う顔の彼(彼女)を受け入れるのに一日は短すぎる
待ち合わせで彼がしたちょっとしたいたずら。僕はどこでしょう?
それが彼女にとっては笑えないジョークだった。
自分では見つけられない。手を握られるまで分からない。
どこかで倒れていたとしても一生分からないままかもしれない恐怖。
彼女の父が亡くなった妻としたいこと。一緒に歳をとること。
別れてと言われた時にほっとしてしまった自分が居たことを見透かされるのが怖い
手作りの指輪
プロポーズのやり直し
これまでの彼(彼女)たちが次々に現れてキス
彼の両親も最後には再会し結ばれる
この初めて観た時の感動は二度と味わえない。忘れたくない。