ビューティー・インサイドのKTPのネタバレレビュー・内容・結末

備忘録
起きたら毎日姿が変わる男の人(ウジン)とその人に恋をした女の人(イス)のお話。

最初は2人とも幸せに過ごしているけど段々イスが精神的に疲弊していってしまう。周りから毎日違う男と歩いてるって噂されたり、顔が毎日変わるから一緒にしたことは覚えていてもその時の顔は思い出せなかったり。彼が消えてしまったら自分からは誰が彼なのか分からない。精神科に通い薬を飲み始めるようになる。一方でウジンはそんなイスに気づかずに幸せに浸っており結婚をしようと思う。プロポーズは断られ2人で帰っている間に喧嘩になり、イスは薬を飲むが薬の飲み過ぎで倒れる。ウジンはそこで初めて自分がイスを苦しめてしまっていたことを知る。そして別れを決意。イスも悲しむがやっと前を向き始めた頃に彼のデザインらしいイスをネットで見る。そしてチェコに住んでいることをしり、彼に会いに行ってしまう。最初ウジンはイスが訪ねてきても知らない人のフリをするが、押しに負け家にあげるといろんな服や靴がありイスは彼だと確信する。そして別れている時の方が辛かったと彼に告げ、2人はよりを戻し、プロポーズし合う。

辛そうなイスと幸せそうなウジンの対照的なところが切なかった。結局イスはウジンのところに戻っていったのはやはり顔よりも中身ということだと思うけど、最初に恋に落ちるときやパーティーで知り合いと会う時、プロポーズの時などは全部見事にイケメンだった、、
2人が最後どうやって暮らしているのか気になる。
ウジン役には123人も起用されたらしく日本人の上野樹里もいる。
総じて丁寧で温かくて、冬に見たくなる映画だった。