池玲子姐さん最高！！
父親を殺された女の復讐劇何だけど、出所後に二勢力のヤクザのいる街を揺るがす女、二勢力間といえば黒澤明の『用心棒』を微妙に思い出すがむしろ主人公のマキ的にはマカロニウエスタンなのではないだろうか。
ほら、チャカの効果音とか完全に西部劇の音だったし。
まあ用心棒もだけどマキが拷問くらったりマカロニウエスタン主人公にやっぱり近いところありますね。
だけどやっぱり池玲子姐さんの表情と執念も感じるのもいいし、まさしく女の映画なんだ。えっちな部分もあるけど。
でもね。実質まんがタイムきららでもあるんですよ。
だって獄中で出会った女と協力してこの街のヤクザを揺るがすんですもん。立ち振る舞いに反して孤高の主人公ならぬチームものとしても見れるんですよ。
そして何よりも百合ですね。マキと序盤で決闘を見せつけた杉本美樹の演じるヤクザの女の政代(おっぱいにも刺青があってすごい)の立ち位置なんですよ。
何でしょうね本来なら敵対的な位置にあるはずなのにそうはならない。やっぱりガール・ミーツ・ガールだし、
ラストのマキと政代なんて青春映画か？と思うくらいだったね。
